ガム噛むのが面倒くさい!? いやいやもっと噛みましょう

西新宿歯科TOYOクリニック院長の豊永です。

最近、ガムを噛む若者が減っているんだそうです。
日本チューインガム協会のデータでは、この10年でガムの小売金額は3割減少。
特に若者を中心に顕著な「ガム離れ」が起きているというのです。

若年層にガムが嫌いな理由を調査した結果が驚きなのですが、
なんと、「噛むのが面倒くさい」という理由が目立ったという。

真偽のほどはわかりませんが、
ある分析によると、スマホの操作に忙しい若者は、
暇つぶしに食べていたガムが必要なくなってしまったからだとか。

でも、ガムを噛むことは「虫歯予防」という観点から見ると非常に有効です。

歯や歯周病の原因はプラークと呼ばれる細菌のかたまりが大きく関与しますが、
このプラークは「歯に付いた食べカス」や「磨き残し」などが、
口の中の細菌と混じり合ってできます。

で、このプラークをエサとして増殖し、歯の表面を溶かしてしまうのが「脱灰」。
通常は「脱灰」しても唾液によって中和され、唾液中のミネラルが歯の表面に沈着して
修復されるのですが、それが「脱灰」に傾いてしまうと虫歯になってしまいます。

そんな口の中の最近や食べかすを洗い流したり、プラーク形成を妨げる働きをするのが、「唾液」。
ガムを噛み続けることにより、この唾液の量が増え、歯の浄化作用や再石灰化が期待できるのです。

もちろんガムだけで虫歯予防はできませんが、
一つの手段として活用してみてはどうでしょうか?
さらに、糖類(砂糖、ブドウ糖、麦芽糖、水飴、果糖など)を含まないガムを選ぶようにすると
さらに歯の健康のためにはいいですよ。