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要注意!?口臭の原因と対策

こんにちは、新宿WST歯科です。
今回は、多くの方が気にされている「口臭」の原因とその対策についてお話しします。
口臭が気になると、人と話すのがためらわれたり、無意識に距離を置きがちになってしまうこともあるかと思います。
しかし、口臭には原因があり、それに応じた対策で改善できることが多いです。口腔ケアのプロとして、原因と予防策についてわかりやすくご説明します!

口臭の主な原因

口臭の原因はさまざまで、以下のようなものが一般的です。

口腔内の汚れ
歯の間や舌の表面に残った食べかすやプラーク(歯垢)が分解されると、口臭の原因となるガスが発生します。特に磨き残しがあると、細菌が増殖しやすくなるため、口臭が強くなることがあります。
舌苔(ぜったい)
舌の表面に付着する白っぽい物質を「舌苔」と呼びます。これは、細菌や食べ物の残りが舌に蓄積したものです。舌苔も口臭の大きな原因となります。
唾液の減少
唾液は口腔内の細菌を洗い流し、口臭を抑える働きがあります。しかし、加齢やストレス、口呼吸などで唾液の分泌が減少すると、口が乾燥して口臭が発生しやすくなります。
食べ物や飲み物の影響
にんにく、ネギ、アルコール、コーヒーなど、においの強い食べ物や飲み物を摂ると、一時的に口臭が発生することがあります。また、これらの成分が体内で代謝されることで息に臭いが残ることもあります。
全身の健康状態
胃の不調や糖尿病など、一部の全身疾患が口臭を引き起こすこともあります。特に持続的に強い口臭がある場合は、口腔以外の健康問題が関係していることもあります。

口臭の対策方法

それでは、口臭を予防・改善するためにできる対策についてご紹介します。

正しいブラッシングとデンタルフロスの使用
毎日の歯磨きは、口臭対策の基本です。特に、歯と歯の間に汚れが残りやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシも併用しましょう。歯磨きだけでは取り除きにくい場所も、フロスを使うことで清潔に保つことができます。
舌の清掃
舌苔は専用の舌クリーナーで取り除くことができます。力を入れすぎず、優しく舌をなでるようにケアすると良いでしょう。ただし、やりすぎは舌を傷める可能性があるため、週に数回程度で十分です。
唾液の分泌を促す
口が乾燥すると口臭が出やすくなるため、水分をこまめにとりましょう。また、ガムを噛むことも唾液の分泌を促進し、口臭予防に効果的です。キシリトール入りのガムは虫歯予防にも役立ちますのでおすすめです。
生活習慣の改善
ストレスや不規則な生活が唾液の分泌や消化機能に影響し、口臭の原因になることもあります。規則正しい生活や、ストレスをためない工夫を心がけることも口臭予防につながります。
定期的な歯科検診
口臭の原因として、虫歯や歯周病が関係していることも多いです。特に歯周病は初期の段階では痛みがないため、気づきにくいものです。定期検診でしっかりとチェックすることで、早期に治療でき、口臭の発生を抑えられます。

まとめ

口臭はご自身で気づきにくく、また気になりやすい問題です。しかし、原因に応じて適切に対策をすれば改善できることがほとんどです。普段の歯磨きや生活習慣を見直すとともに、気になる症状があればぜひ一度ご相談ください。定期的な検診でお口の健康を保ち、爽やかな息で自信を持って過ごせるようサポートいたします!